日本刀・刀剣の販売と買取なら、美術日本刀専門店・銀座誠友堂にご相談下さい。甲冑・鎧・鍔・刀装具・古武具類の販売、相続査定、委託販売、買取も承っております。銀座店では日本刀200振以上と小道具多数、甲冑・鎧を展示、販売しております。JR有楽町駅前徒歩1分です。
装身具の関連情報
装身具(そうしんぐ)とは、指輪やネックレス、ペンダント、イヤリングなど、衣類と合わせて身を飾るための工芸品である。
※テキストはWikipedia より引用しています。
日本刀がどれだけ斬れるかを調べるため、古来から、さまざまな試し切りが行われてきました。その試し切りの中でも、究極に難しいとされる斬り物は兜だと言われます。兜を斬ることは刀の斬れ味だけではなく、斬り手の実力も必要とされます。兜割に使われる兜は、本物のいわゆる頭成兜と言う、鍛えた鋼と、その上に布を張り、分厚く漆をかけている兜が多く使われます。一方、日本刀は、刃の薄いものは使えません。刃の薄い刀は藁などのやわらかい物を斬るには適していますが、兜割に使われるのは「蛤刃(はまぐりば)」と呼ばれる、厚みのあるゴロンとした刃の日本刀です。過去に、明治天皇の御前で、剣豪・榊原鍵吉が兜割りを成功させていますが、その時も、九州熊本で作られ、加藤清正公が好んで使った同田貫(どうたぬき)と言う、武骨で見た目は悪いのですが、大変、良く斬れる戦場刀が使われました。その時、榊原鍵吉は、同田貫の日本刀で、五寸ほど兜に斬り込みました。その兜は、兜作りの名人と言われた明珍の作でしたが、人間がまともにこの斬り込みを受けたなら、兜ごと頭が陥没してしまいます。また、名刀は、兜割りをしても刃こぼれがまったくないと言います。一方、刃の薄い日本刀の試し切りは、畳斬りを行います。藁や畳表は柔らかすぎて、日本刀の刃が弾んでしまい、斬れませんので、畳は三日ほど水に漬けたものを使用します。昔は、細い青竹の芯に藁を巻きつけ、三日間、水に浸したものを使いました。これは、人間の首と硬さが同じになるからです。畳斬りをするのは、腕力だけではだめです。手の内の締めが利き、日本刀と気力と体が一致していないと、斬り込んでも途中で刃が止まってしまいます。立てかけた畳を上から下まで両断するのですから、思い切り、畳を支えている下の木の台まで斬り込むような強い精神力が必要となります。剣豪と呼ばれるような方々が、畳斬りをすると、畳は断面見本のようにきれいに斬られていると言います。